CAREER EDUCATIONキャリア教育事業
将来社会の柱となる子どもたちに「働く」ことへの好奇心と、それを通して自分らしい「未来を描く力」を育成する事業です。早期からキャリア教育を行うことで、働くことを楽しみととらえる意識の変化につながり、発達段階(学年)に合わせたカリキュラムを体系的に実施することで、自分の長所(特性)や夢に合った職業を探求していく力が育ちます。
日常生活で子どもたちが知り得る職業は少なく、1つの企業には多くの職種が関わっていること、その仕事が社会を支えていることなども知りません。仕事と社会の関係を学ぶことは職業観を育むベースとなり、多くの職種を知ることで将来の選択肢が広がります。また、自分が住んでいる地域で働く魅力的な人々、産業、特性などを知ると、実生活に新しい視野が生まれます。
現在、学校教育は探求型学習に重点が置かれています。その取り組みを多角的にサポートできるキャリア教育プログラムを提供しています。
実績
2020年度、富士市キャリア教育支援事業を受託し、富士市内の小学校、中学校、高等学校、計50校で各校のテーマを踏まえながら多様な形態で実施しました。生徒の年齢によって働くことのとらえ方は異なりますが、どの学校の生徒もキャリア教育に興味・関心が高く、地域企業の動画、さまざまな職業人の講話など、初めて知る企業や職業に目を輝かせていました。
企業や職業を知ると同時に、子どもたちが「働く」ことをイメージするとき、どれだけ自分の特性を理解しているかがとても重要になります。自己肯定感を育み、自分の強味、得意なこと、頑張れることを職業につなげる視点を持てたら、未来は輝きを増し、
わくわくするものになると考えています。今後も自己実現に向けて意欲を高めていけるキャリア教育の普及に努めてまいります。